かごしま茶でつくる癒しの時間
2021.06.15
2021.06.15
かごしま茶でつくる癒しの時間

お家時間が長くなると、外出自粛に対するストレスも溜まります。気持ちが沈んでしまう人も多いのではないでしょうか。ストレスを緩和し快適なお家時間を過ごすためには、ゆっくりとお茶を楽しむことも方法の1つです。
お茶の生産が盛んな鹿児島県では、高品質な茶葉が気軽に手に入ります。種類によって香りや味も異なるため、自分の好みにあったお茶を探す時間も楽しいです。暑さが増すこれからの時期は、お茶のパックを水に入れ、抽出する水出し茶も最適でしょう。
また、お茶は飲む以外にも様々な楽しみ方があります。茶葉を加熱し香りを楽しむ茶香炉は、リラックス効果もありストレス緩和におすすめです。
自分にあったお茶の楽しみ方を見つけ、自粛期間を快適に過ごしましょう。今回は、かごしま茶の特徴や夏に最適な水出し茶の入れ方などをまとめました。
目次
▽お茶の産出額が日本一の鹿児島県
▽かごしま茶の特徴
▽美味しい水出し茶の入れ方
▽茶香炉で癒しの空間を楽しむ
〇お茶の産出額が日本一の鹿児島県

意外と知られていませんが、鹿児島県はお茶の生産が盛んな県です。生産量は静岡県に次いで2位になります。2021年に農林水産省が発表した2019年の農業産出額では、静岡県を抑えて鹿児島県が1位になりました。静岡県が首位以外になることは統計上初めてです。
また、鹿児島県産のお茶の中には「かごしま茶」に部類されるものがあります。茶葉の生産者名や収穫・出荷時期、農薬使用量などを管理し、安心安全なお茶を提供する鹿児島県独自のブランドです。ブランド化することによって注目され、手に取りやすくなります。
鹿児島県は、平地が多く機械を使っての収穫に適している土地です。そのため、高品質な茶葉を大量に収穫できます。その点に注目した飲料メーカーからの仕入れが増加したことも産出額1位となった理由でしょう。
〇かごしま茶の特徴

南国の日差しを沢山浴びて育つかごしま茶は、県内外問わず多くの人々に愛されています。全国茶品評会では、煎茶部門で16年連続1位を獲得するなど、品質の面でも高い評価を得ているお茶です。かごしま茶には、どのような特徴があるのでしょうか。大きな特徴としては「外見」「水色」「味」の3つになります。
※水色とは、お茶を湯呑に注いだ際の色のことを言います。
沢山の太陽の光を浴び、豊かな土壌で育てられたかごしま茶。農家の人々によって丹精込めて作られているため、雑味のない上品なお茶に仕上がっています。
〇美味しい水出し茶の入れ方

夏は気温が上がり、暑いお茶を飲む機会も減ってしまいます。しかし、緑茶にはビタミンが沢山含まれており夏バテや夏風邪防止に効果的な飲み物です。特にビタミンCは、美肌やアンチエイジングなど美容面において嬉しい効果もあります。
暑いお茶が飲めない場合は、水出しのお茶を飲みましょう。美味しい水出し茶を入れる方法は以下の手順になります。
※5gのパックに対して水は400~500㏄にする
水出ししている時間がない場合は、冷茶もおすすめです。多めの茶葉を急須に入れ、お湯を注ぎ蒸らします。濃く入れたお茶を氷入りのグラスに注ぐと完成するため、手間も時間もかかりません。さらに、氷で急速に冷やすことによって色と香りが際立ちます。
〇茶香炉で癒しの空間を楽しむ

お茶の楽しみ方は、飲むことだけではありません。茶葉を加熱し、香りを楽しむ「茶香炉」もお家時間におすすめです。お香やルームフレグランスほど匂いも強くありません。ほのかに香り、癒しの空間ができあがります。
茶葉には「青葉アルコール」も含まれており、リラックス効果が期待できるでしょう。また、消臭効果もあるため気になる臭いを消し、お茶の香ばしい香りが部屋中に広がります。
加熱された茶葉は、ほうじ茶として飲むことも可能です。茶葉を無駄にすることもありません。しかし、茶香炉で加熱する際は、茶葉が焦げやすいので気をつけましょう。
香ばしい茶葉の香りや炎の揺らぎに癒される。お部屋を癒しの空間に変える茶香炉はストレスを緩和し、お家時間を充実したものにしてくれるでしょう。
〇まとめ
・鹿児島県は、お茶の産出額が全国1位(2019年)、生産量は2位の県
・「かごしま茶」と呼ばれるブランドがある
・かごしま茶の特徴は「外見」「水色」「味」にある
・水にお茶のパックを入れ、ゆっくり抽出する方法が水出し茶
・急須にお湯と多めの茶葉を入れ、氷の入ったグラスに注ぐ方法が冷茶
・緑茶にはビタミンが多く含まれており、夏バテや夏風邪防止に最適
・茶葉には「青葉アルコール」が含まれており、リラックス効果が期待できる
・加熱した茶葉はほうじ茶として飲むこともできる
参考URL
https://nihoncha-magazine.com/’p=47#toc1
https://xn--68j3b285ocet5sxjpbrsu61e3ke.jp/information/tea-brew-preservation/279/
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