【暮らし】鹿児島で土地探しをする時のコツを紹介!
2021.11.09
2021.11.09

家を建てるためには、土地探しをしなければいけません。そして、探す際のポイントは「子どもがいるから通学しやすい場所」や「スーパーや病院などが揃う利便性に長けた場所」など、それぞれのライフスタイルや希望によって変わってきます。
様々な条件を挙げてしまうのは、理想の暮らしを手に入れたいという想いが強いからでしょう。一度土地を購入し家を建てると、何十年もその土地で暮らすことになります。さらに、家や土地は金額の大きな買い物になるため、失敗することは避けたい所です。そのため慎重になってしまい、なかなか土地購入へ踏み切れない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、鹿児島で失敗しない土地探しのポイントを紹介します。
▽ハザードマップを利用する
▽地価や治安など気になる地域の土地情報を大まかに把握しておく
▽住宅会社に相談する
▽土地見学の際に見ておきたいポイントは5つ
▽まとめ
〇ハザードマップを利用する

鹿児島県は自然災害が発生しやすい県です。特に台風の上陸回数に関しては、47都道府県中1位となっています。最近は大雨の影響による洪水や土砂災害なども増えてきました。そのため鹿児島で土地を探すのであれば、自然災害にも注意が必要です。自然災害の被害を受けない場所を選ぶためには、ハザードマップを利用しましょう。
ハザードマップとは、
・地震
・洪水
・土砂災害
・津波
・火山の噴火
などの自然災害が発生した際に、予想される被害地域を地図化したものです。同時に、避難場所や避難経路・防災経路も示されています。ハザードマップは浸水や土砂災害など災害ごとに分かれており、各自治体や国土交通省のHPから入手可能です。
下記は実際に鹿児島県のHPに掲載されている、甲突川の浸水想定区域のハザードマップの一部になります。

引用元:甲突川水系甲突川浸水想定区域図【想定最大規模】下流(2/4)|鹿児島県
(http://www.pref.kagoshima.jp/ah07/infra/kasensabo/suibo/documents/10891_20180220104859-1.pdf)
上記のように、災害時に浸水する可能性のある地域には色が付いています。そのため色が付いている場所の土地を購入し家を建ててしまうと、家自体も浸水被害を受ける可能性があるのです。被害を回避するためにも、色のついた箇所から離れた土地を選びましょう。
甲突川以外のハザードマップも鹿児島県のHPに掲載されているので、土地選びの参考にしてください。
鹿児島県/浸水想定区域図について (pref.kagoshima.jp)
〇地価や治安など気になる地域の土地情報を大まかに把握しておく

家を建てたい地域が決まっている場合は、土地の価格がどのくらいか大まかに把握しておきましょう。地域の中でも、土地の値段に差はあります。土地の値段をできるだけ収集することで、予算の中で土地にどのくらいの金額を使うか予想ができます。
また、治安にも注意が必要です。特に子どもがいる場合は、気になるポイントではないでしょうか。通学路の雰囲気や登下校時間の人通りの多さなど、そう言った安全面も考えて土地選びを行いましょう。時間帯によって雰囲気が変わる地域もあるので、朝・昼・夜と分けて周囲を調べてみることをおすすめします。
〇住宅会社に相談する

「条件に合う理想の土地を探すけれど、なかなか見つからない」と思う人も多いのではないでしょうか。そう言った悩みを解消し効率よく土地探しをするために、プロの力を借りることも方法の1つです。あなたの町の住宅会社に相談してみてください。
プロであれば、あなたの希望や悩みを踏まえた土地を提案してくれるはずです。さらに住宅会社は、不動産会社から優先的に土地の情報を教えてもらえます。そのため幅広い情報の中から、あなたの希望に合った土地を見つけてくれるでしょう。
また、住宅会社は土地と住宅の両方の見積も行ってくれるため、予算内での提案をしてくれます。そういった点も、住宅会社に相談するメリットです。
〇土地見学の際に見ておきたいポイントは5つ

土地見学は、ネットの情報では分からない部分を確認できる重要な機会です。また、土地購入の決め手にもなる場でもあります。良い土地か判断するために、下記のポイントに注目しましょう。
【土地見学の先に注目するポイント】
・土地の周囲には、十分な道幅が確保されているか
・近隣の家と近すぎないか
・騒音や日当たりは気にならないか
・土地に極端な高低差はないか
・地盤の弱い土地ではないか
土地見学をする際は、上記5つを必ず確認してください。
それ以外にも個人的に気になる点がある場合はメモを残し、見学の際に確認しましょう。また見学の際は、写真を撮ると後から見返せるのでおすすめです。
▽まとめ
・災害発生時に予想される被害場所が書かれたハザードマップを見て土地の購入を検討する
・ハザードマップの色が付いている地域や、その付近の土地は選ばないようにする
・土地探しに困った時は住宅会社に相談をすると、売り出し前の住宅情報を教えてくれる時がある
・住宅会社は土地と住宅両方を合わせた見積もりをしてくれる
・子どもがいる場合は、安全面にも注意して土地を選ぶ
・土地見学の際は5つのポイントを確認する
・他にも気になる点がある場合は、メモに残し当日確認をする
参考画像