ステイホームを快適にする掃除がしやすい部屋づくり

2021.06.09

ステイホームを快適にする掃除がしやすい部屋づくり

スポンジやゴム手袋などの掃除用具

 

ステイホーム期間が長くなると、部屋で過ごす時間も増えます。すると、普段は見落としてしまう場所の埃や汚れに気づいたことはありませんか?忙しいと気づきにくい場所の埃や汚れも、おうち時間が長くなると自然と目に入ってしまいます。

 

自分が生活する部屋は、綺麗に保ちたいですよね。また、掃除を効率的に行うためにも、掃除のしやすい部屋づくりを意識することが大切です。家具の配置や動線を工夫するだけでも大きく変わります。

 

今回は、ステイホームを快適にする掃除がしやすい部屋づくりをまとめました。

 

目次

▽家具や物を減らしてシンプルに

 

▽キャスターの付いた移動式の家具を選ぶ

 

▽掃除がしやすい動線を確保する

 

▽コードや配線は浮かせて隠す

 

〇家具や物を減らしてシンプルに

白がメインで机と椅子が置かれているシンプルなお部屋

 

掃除のしやすい部屋にするために最も効果的な方法は、シンプルなインテリアにすることです。掃除機やモップをかける時に、家具やインテリア雑貨が邪魔になった経験はありませんか?

 

「物が多く行く手を阻んで、スムーズに掃除機がかけられない」や「棚の上に置物やインテリア雑貨を置いているため埃が積もりやすい」など、様々な問題が起こるでしょう。掃除がはかどらないためストレスにもなります。

 

ストレスや掃除の手間を軽減させるためにも、物を減らすことが大切です。一度、いる物といらない物を分別してみましょう。分別のポイントは、使用頻度を基準にすることです。使用頻度が高い物だけを残し、低い物は捨てましょう。この時「もしかすると、使う機会があるかもしれない」と使用頻度の低い物を残さないようにしてください。

 

最近では「ミニマリスト」と呼ばれる、必要最低限の物で生活する人も増えています。減らす物やシンプルなインテリアに迷った時は、ミニマリストのSNSもチェックしてみましょう。

 

〇キャスターの付いた移動式の家具を選ぶ

キャスターがついたカゴ

 

掃除機や床の拭き掃除をする時に、家具が邪魔をして掃除ができないこともありますよね。家具同士の隙間や床との間は、特に埃が溜まりやすい場所です。放っておくと、埃はどんどん溜まっていきます。そのため、こまめに掃除をしなければいけません。

 

ストレスを減らし掃除をしやすくする工夫の1つとして、移動式の家具があります。小さい棚や収納ボックスなどを部屋に置く場合は、キャスター付きがおすすめです。掃除の時は自由に動かせます。

 

持たずに押すだけで移動ができるため、多少の重さがある場合も問題ありません。そして、キャスター付きであれば、掃除だけでなく模様替えも簡単です。

 

〇掃除がしやすい動線を確保する

ソファーやベッドが置かれているが掃除がしやすいように動線が確保されているお部屋

 

掃除のしやすさは家具だけでなく、動線によっても変わります。動線とは、物や人が移動する際の動きを表すものです。この動線を意識して家具を配置すると、掃除がしやすい部屋になります。ポイントとしては以下の2つを意識しましょう。

 

  1. 部屋の中央には、なるべく家具を置かない
  2. 部屋の壁側(左右)に家具を配置する

 

部屋の中央部分は、掃除機やモップがけをする際に必ず通る道です。そのため、家具やインテリア雑貨を置くと掃除の邪魔になります。掃除機を使う度に、家具をどかすのは効率的とは言えません。時間も手間もかかります。部屋の中央は、なるべく家具を置かないようにしましょう。

 

壁側に家具を設置することによって中央部分が開け、掃除がしやすくなります。また、埃は隅に溜まりやすいので、移動式の家具を配置すると便利です。家具を動かし簡単に埃を取り除けます。床と家具の間に、空間ができる脚付きの家具もおすすめです。家具を移動せずに掃除ができます。

 

〇コードや配線は浮かせて隠す

コードがぐちゃぐちゃで見栄えが悪くなっている

 

テレビやパソコンなどの、電子機器を使う際に繋ぐコードや配線。そのままの状態にしておくと、ゴチャゴチャとした印象を与えます。生活感もでてしまい、せっかく部屋をおしゃれにしても魅力が半減するでしょう。コードや配線は、1つにまとめて隠すことが大切です。

 

コードを結束バンドなどでまとめ、家具の裏側に固定してください。固定する際は、床から少し離すことがポイントです。床についた状態で放置すると、掃除機をかける際に邪魔になります。結束バンドは、ホームセンターなどで購入できるので探してみてください。

 

コードを隠す場所がない場合は、市販のケーブルカバーを使いましょう。大きさや色の種類も豊富に揃っています。部屋のインテリアに合わせて選ぶと、ケーブルカバーが浮くこともありません。

 

〇まとめ

・必要最低限のインテリアを配置し、シンプルな部屋にすると掃除がしやすい

・キャスター付きの家具であれば、掃除や模様替えの時に簡単に移動できる

・家具は部屋の中央ではなく、壁側(左右)に配置する

・脚付きの家具であれば床と家具の間に空間ができるため、掃除の度に家具をどかさなくても良い

・コード類は結束バンドを使い、隠して浮かす數納方法を利用する

・市販のケーブルカバーを使うとコード類の収納場所に困らない

参考画像

https://www.photo-ac.com/

https://o-dan.net/ja/

 

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