鹿児島の梅雨を快適に過ごす湿気対策【5選】

2021.06.02

鹿児島の梅雨を快適に過ごす湿気対策【5選】

雨の中傘をさしている

梅雨時期の「湿気」に悩まされていませんか?2021年の鹿児島は、平年より19日ほど早く梅雨入りしたため、湿度が高い日が続いています。

湿気は臭いやカビなど、生活に様々な影響を及ぼす存在です。何も対策をせず過ごしていると、体にもよくありません。

湿気に悩む梅雨時期を快適に過ごすためには、「換気」「家電」「カーテン」「重曹」「新聞紙」を使って乗り切りましょう。使い方や選び方を工夫するだけで、気軽に湿気対策ができます。

今回は、鹿児島の梅雨を快適に過ごす湿気対策を5つまとめました。

 

目次

▽梅雨時期の換気は時間ではなく回数を意識

 

▽家電を利用した湿気対策で暮らしを快適に

 

▽湿気対策には麻素材のカーテンを

 

▽除湿剤としても利用できる重曹

 

▽新聞紙は表面積を増やして使う

〇梅雨時期の換気は時間ではなく回数を意識する

雨で窓が濡れている

 

「窓を開けてしまうと、さらに部屋の湿度が高くなるのではないか」といった考えから、避けられている梅雨時期の換気。じつはこの考え方は正解ではありません。

室内は人の呼吸や汗から発生した水蒸気も溜まり、外よりも湿度が高くなります。室内に溜まった水蒸気を逃すためにも、窓を開け適度に換気をすることは大切です。そして換気は、特別な道具も手間もいらないので手軽にできる湿気対策になります。

湿気対策として窓を開ける時は、以下の2つを意識しましょう。

 

  1. 対角線上にある窓を2ヶ所以上開ける
  2. 窓を開けている時間を長くするのではなく、開ける回数を多くする

 

対角線上にある窓を開けると空気が流れやすくなるため、効率よく湿気を外に逃がせます。家全体を換気する場合は、1階と2階の窓を開けると効果的でしょう。窓が対角線上に設置されていない場合も、窓同士が適度に離れている状態が望ましいです。隣同士の窓や距離が近いと効果は半減します。

窓を開けている時間にも注意が必要です。窓を長時間開けると、反対に湿度が高くなります。5~10分を1回とし、1時間に2回ほど開けるようにしましょう。

 

〇家電を利用した湿気対策で暮らしを快適に

エアコンと除湿器の画像

 

梅雨時期の湿気対策は、換気だけでは不十分です。確実に湿気を取り除き、快適な生活を送るためにも家電を利用しましょう。

換気が終わり窓を閉めた後、除湿機を使います。効果を最大限発揮するために、部屋の中央に置いてください。また、テーブルの上など高い場所ではなく、低い場所に置きましょう。

室内の空気は、水分を含み重くなっています。そのため、床に溜まりやすい状態です。除湿機を床に置くことで、効率よく湿気を取り除けます。

除湿機がない場合は、エアコンの除湿機能を活用してください。また、エアコンと除湿機を併用する場合は、気流が被らないよう注意しましょう。

室内の空気の流れを円滑にするためにも、サーキュレーターを使うこともおすすめです。換気と除湿の両方に使えます。

 

〇湿気対策には麻素材のカーテンを

カーテンを開けてその奥には曇っている

 

カーテンは、意外と見落としてしまう湿気対策の1つです。通常、多くの人がデザインを重視してカーテンを選びます。しかし、湿気対策を考えるのであれば素材に注目しましょう。麻は湿度調整に長けている素材です。梅雨時期のジメジメとした空気を、軽減してくれるでしょう。また、抗菌・防臭効果も備わっているため、嫌な臭いも気になりません。

麻は、清潔感もあり涼しげな印象を与える素材です。カーテンとして取り入れることによって、気持ち的に沈むことも多い梅雨時期の室内を、爽やかに演出してくれます。

生地の加工方法によってカビ対策機能などが付いているカーテンもあり、自分の希望に合ったものを探しましょう。

 

〇除湿剤としても利用できる重曹

重曹が入った瓶が横になってこぼれている

 

靴箱やクローゼットは、密閉空間になっているため湿気が溜まりやすい場所です。梅雨時期は更に湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。しかし、窓を開けて換気をすることも難しい場所ですよね。エアコンの除湿機能も十分に力を発揮できないでしょう。

対策としては、重曹を使うことが効果的です。カップに重曹を入れ、ガーゼで蓋をしてください。その後、湿気の気になる場所に置きましょう。リビングなどの広い場所に使う場合は、重曹の量を増やすと良いです。

水分を含むと重曹は固まります。全体的に固まってきた、と感じた時が交換するサインです。

交換した重曹は、そのまま掃除に使えるので無駄になりません。

 

〇新聞紙は表面積を増やして使う

新聞紙が積み重なっている

 

湿気対策に重宝される新聞紙ですが、そのまま使っていませんか?新聞紙は印刷がされているため、紙の表面に凹凸があります。この凹凸によって湿気が吸収される仕組みです。このままでも湿気を吸収しますが、効果を最大限に引き出すためにひと手間加えましょう。

新聞紙を手に持ちクシャクシャにしてください。このひと手間をかけることによって、湿気を吸収できる量が変わります。クシャクシャにすると表面積が増え、湿気を吸い取りやすくなることが理由です。

大きさも自由に変えられるため、湿気対策を行いたい場所や物の大きさに合わせて使いましょう。新聞紙は小まめに交換することを忘れないようにしてください。

〇まとめ

・換気をする場合は、対角線上にある窓を2ヶ所以上開ける

・サーキュレーターや除湿機を使い効率よく除湿する

・湿度調整ができる麻素材のカーテンがおすすめ

・重曹は掃除や料理だけでなく除湿剤としても使える

・新聞紙はクシャクシャにして表面積を増やした状態で使う

参考画像

https://o-dan.net/ja/

参考URL

https://enjoy-day.jp/jositu-mado-3587

https://www.e-kurenai.com/9071blog/useful/7138

https://enechange.jp/articles/mansion-moisture-measures

https://tenki.jp/suppl/marinahishinuma/2015/06/15/4051.html

 

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