移住地としても人気な鹿児島県霧島市の地域情報を紹介
2021.10.08
2021.10.08

全国的にも有名な温泉地として知られている霧島市。その人気は、他県からの移住者数が九州で1位になるほどです。コロナ禍の影響で地方移住者が増えていますが、霧島市は今まで以上に人気が増しています。
広大な自然と豊富に湧き出る温泉、比較的穏やかで優しい人が多い所も人気の秘密でしょう。また、移住するにあたって、自治体の受け入れ体制もしっかりと整えられています。山や海があるにも関わらず、自然災害の発生率も低いため安心して暮らせる所もポイントです。
今回は、魅力が多い町である霧島市が、どのような町で、どういった特徴があるのか紐解いていきましょう。
目次
▽霧島市の基本情報
▽霧島市の特徴
▽まとめ
〇霧島市の基本情報
まずは、より深く霧島市を理解するために、基本情報を見ていきましょう。

引用元:鹿児島県霧島市|位置・地勢 (city-kirishima.jp)
【霧島市の基本情報】
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人口 |
125,857人(令和元年時点) |
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面積 |
603.18平方キロメートル(鹿児島県の約6.6%を占める) |
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主産業 |
観光業 |
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特産品 |
黒酢・焼酎・関平鉱泉水・工芸品 |
霧島市は人口125,857人、55,678世帯が暮らす、鹿児島県で2番目に人口の多い町になります。昔から観光業が盛んに行われており、温泉地としても知られている土地です。市内には鹿児島空港もあり、東京から100分、大阪から70分で到着します。
鹿児島空港から市街地までは30分ほどのため、利便性に長けている所も選ばれている理由でしょう。また、温泉地としても名高い霧島市の水は美味しいと有名です。霧島山麓から湧き出る関平鉱泉水は、飲料水や特産品としても知られています。
霧島市内には多くの医療機関が存在するため、十分な医療体制が整っています。もしもの時も、慌てることなく受診できるでしょう。医療機関の他にも、学校やスーパーなど生活するために必要な施設も揃っており、霧島市は県内でも暮らしやすい環境が整った町に部類されます。
〇霧島市の特徴

県内で2番目の人口を誇り自然豊かな霧島市は、医療体制も充実していて暮らしやすい町だということが分かりました。ここからは霧島市の特徴に注目し、人気の秘密を見ていきましょう。霧島市の特徴は、下記の通りになります。
■都市部へのアクセスが良好:霧島市は、鹿児島空港から30分ほどで到着する場所にあります。その他にも、JRが11駅、高速道路のインターチェンジが5つと交通手段が豊富です。また、鹿児島県の中央に位置しているため、県内だけでなく県外にも比較的簡単に移動できます。
■4つの温泉郷が存在する、全国でも有数の温泉地:熊本や大分など有数の温泉地で知られる九州ですが、霧島市も日本を代表する温泉地の1つです。市内には、「霧島温泉郷」「日当山温泉郷」「霧島神宮温泉郷」「安楽温泉郷」と4つの温泉郷が存在。温泉郷の他にも温泉が点在しており、霧島市内だけで8種類の泉質の温泉を楽しめます。
■移住者支援が整っている:九州の中でも、移住者数1位を誇る霧島市。理由としては、移住者支援の手厚さや自治体のサポートが挙げられます。その中の1つが「移住定住補助金」です。霧島市への移住希望者が、住宅を取得・増築(新築・中古)や賃貸住宅に入居した場合に、補助金を受け取れる制度になります。補助金の金額は下記の通りです。

その他にも、「市営住宅入居制度」や「空き家バンク」「土地開発公社分譲地」などの制度があります。また、平成18年から行われている「移住者体験研修」を行うことによって、ミスマッチを防ぎ定住化しやすい環境をつくりました。
■「美味しい黒」が揃う霧島市:豊かな自然が広がる霧島市は、食べ物が美味しいことでも有名です。特に「黒」が付く食べ物が注目されており、黒牛・黒豚・黒さつま鶏・黒酢・黒ニンニクと、名前に「黒」がつく食べ物がブランドとして確立しています。
■子育て支援の充実:子育て支援制度が充実しているため、家族での移住者も多いです。「こども医療費助成制度」では小学校就学前は全額助成、小中学生は1人月額2,000円を超えた分が助成対象になります。
また、保護者が仕事などの理由により、日中家庭にいない小学生児童を対象に児童クラブにて保育すること(放課後児童健全育成事業)も可能です。一時的な保育も「子育て一時預かり支援事業」として行っています。(子育て一時預かり支援事業は、登録料1,000円と1人あたり1時間250円いただきます)
〇まとめ
・霧島市は人口125,857人、55,678世帯が暮らす、鹿児島県で2番目に人口の多い町
・医療機関も多く、その他にも生活するために必要な施設が揃っている
・鹿児島空港から霧島市まで約30分で到着する。
・様々な交通手段があり、県内だけでなく県外へも手軽に移動できる
・4つの温泉地が存在する、全国有数の温泉地
・移住定住者は住宅補助金として「移住定住補助金」を受け取れる
・黒豚や黒牛など「黒」がつく食べ物がブランドとして確立している
・家族移住も多いため。子育て支援によって手厚くサポート
参考画像
参考URL
http://www.city-kirishima.jp/jouhou/shise/toke/documents/2jinkou02.pdf
http://www.city-kirishima.jp/hisyokouhou/shise/shinoshokai/gaiyo/index.html
https://jmap.jp/cities/detail/city/46218
https://www.city-kirishima.jp/kyodo/documents/r3sienichiran.pdf